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運行管理者試験過去問題 - 平成20年度第2回(貨物)

平成20年度第2回運行管理者試験 -貨物-(H21.3実施)

5.運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識及び能力

問24 交通安全白書の平成19年中の道路交通事故に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 交通事故による死者数は、7年連続の減少となるとともに、昭和28年以来54年ぶりに5千人台に減少した。

2 高速自動車国道及び指定自動車専用道路は高速走行となるため、一たび事故が発生すると被害が大きく、関係車両や死者数も多数に及ぶ重大事故に発展することが多い。このため交通事故発生件数に占める死亡事故件数の割合(死亡事故率)は、その他の道路より高くなっている。

3 自転車乗用中及び歩行中の死者数は、65歳以上の高齢者が他の年齢層に比べ圧倒的に多くなっている。

4 第1当事者の法令違反別の交通死亡事故発生件数は、最高速度違反が最も多く、次いで漫然運転、脇見運転の順になっている。


問25 悪条件下の運転等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 薄暮時には事故が多く発生するので、早めにライトを点灯し、他の自動車や歩行者等に自分の自動車の存在を知らせるようにする。

2 夜間、対向車線の自動車のヘッドライトを直接目に受けると、まぶしさのため一瞬目が見えなくなることがあるので、対向車のライトがまぶしいときは、視点をやや左前方に移して、目がくらまないようにする。

3 霧が発生したときは視界が悪くなるので、前照灯を上向きに点灯して、センターラインやガードレール、直前の自動車の尾灯を目安にし、速度を落として慎重な運転をするようにする。

4 夜間の走行中には、自分の自動車と対向車のライトで、道路の中央付近の歩行者が見えなくなること(蒸発現象)があるので、このような現象に注意するようにする。


問26 運転者の健康管理等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 近年、脳卒中や心臓病などに起因した運転中の突然死による事故が増加傾向にあるが、この脳卒中や心臓病などは病気の原因が生活習慣に関係していることから生活習慣病と呼ばれており、暴飲暴食や運動不足などの悪習慣が積み重なって発病するといわれている。

2 常習的な飲酒運転等の背景には、「アルコール依存症」という病気があるといわれているが、この病気は専門医による早期の治療をすることにより回復が可能とされており、一度回復すると飲酒しても再発することはない。

3 かぜ薬や解熱剤には、眠気を誘う成分が含まれているものもあり、場合によっては、服用後は運転を見台わせることも必要である。

4 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気で、睡眠不足から運転中に強い眠気を感じる状態になることから、運転の仕事を続けていくためには、早期に医師の治療を受けることが必要不可欠である。


問27 自動車の交通公害等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

1 我が国の二酸化炭素の排出量については、全体の約2割を運輸部門が占め、このうち約9割が自動車に起因することから、地球温暖化対策の推進のため自動車から排出される二酸化炭素の更なる削減が求められている。

2 燃料電池自動車とは、炭素と酸素を化学反応させることにより直接に電気を発生させる装置を備え、かつ、その電力により作動する原動機を有する自動車をいい、二酸化炭素や有害なガスは発生するが、それらの排出量は極めて少ない。

3 ハイブリッド車とは、例えば、従来のガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた自動車をいい、走行の状況に応じてガソリンエンジンと電気モーターを作動させることで、通常のガソリンエンジン車よりも燃費効率が良く、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を抑えることができる。

4 天然ガス自動車は、ガソリン車と比較して地球温暖化の原因となる二酸化炭素及び光化学スモッグ、酸性雨などの原因となる窒素酸化物、炭化水素などの排出量が少ない。


問28 包装貨物の荷扱い指示マーク(JISZ0150:2001)と指示内容について、次のうち誤っているものはどれか。

  問28-1

1 包装貨物の中身は壊れやすい。そのため注意して取り扱わねばならない。


  問28-2

2 同一包装貨物を上に積み重ねる場合の最大積重ね段数を示す。nは制限する段数である。


  問28-3

3 包装貨物を取り扱う際、手かぎの使用を禁止する。


  問28-4

4 包装貨物を直射日光にさらしてはならない。


問29 下図は自動車の運行記録計の記録紙を示しているが、この自動車の平均速度について、次の正しいものはどれか。

H20.2-29

1 時速53.5キロメートル

2 時速54.5キロメートル

3 時速55.5キロメートル

4 時速56.5キロメートル


問30 貨物自動車が、下図のようにA営業所を午前7時50分に出発してB地点に向けて平均時速32キロメートルで走行し、48キロメートル走行後にB地点に到着した。当該自動車の運転者はB地点で20分間の荷扱いをした後、平均時速24キロメートルで走行し、C地点に10時20分に到着した。

H20.2-30

 この場合、
(1)A営業所からB地点までの運転時間
(2)A営業所からC地点までの走行距離
について、次のうち正しいものはどれか。

1 (1)1時間30分 (2)64キロメートル

2 (1)1時間50分 (2)68キロメートル

3 (1)1時間30分 (2)68キロメートル

4 (1)1時間50分 (2)64キロメートル


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