運行管理者試験過去問題 - 平成23年度第2回(貨物)
平成23年度第2回運行管理者試験 -貨物-(H24.3実施)
問9 次の記述のうち、道路運送車両法の目的として誤っているものはどれか。
1 道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行うこと
2 道路運送車両に関し、公害の防止その他の環境の保全を図ること
3 道路運送車両に関し、整備についての技術の向上を図ること及び自動車の製造事業の健全な発達に資すること
4 道路運送車両に関し、安全性の確保を図ること
問10 自動車の検査等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。(※法改正により一部改変)
1 自動車の使用者は、自動車検査証記録事項について変更があったときは、その事由があった日から30日以内に、当該変更について、国土交通大臣が行う自動車検査証の変更記録を受けなければならない。
2 国土交通大臣の行う自動車の検査は、新規検査、継続検査、臨時検査、構造等変更検査及び予備検査の5種類である。
3 初めて自動車検査証の交付を受ける車両総重量7,990キログラムの貨物の運送の用に供する自動車については、当該自動車検査証の有効期間は1年である。
4 自動車に表示されている検査標章には、当該自動車の自動車検査証の有効期間の起算日が記載されている。
問11 自動車の点検整備等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を道路運送車両の保安基準に適合するように維持しなければならない。
2 事業用自動車の使用者又は事業用自動車を運行する者は、1日1回、その運行の開始前において、国土交通省令で定める技術上の基準により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき事項について、目視等により自動車を点検しなければならない。
3 車両総重量8トン以上又は乗車定員30人以上の自動車は、日常点検において「ディスク・ホイールの取付状態が不良でないこと。」について点検しなければならない。
4 事業用自動車の日常点検の結果に基づく運行可否の決定は、整備管理者の助言の内容を踏まえ、運行管理者が行わなければならない。
問12 道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 車両総重量が20トン以上のセミトレーラをけん引するけん引自動車には、灯光の色が黄色であって点滅式の灯火を車体の上部の見やすい箇所に備えることができる。
2 自動車に備えなければならない後写鏡は、取付部付近の自動車の最外側より突出している部分の最下部が地上1.8メートル以下のものは、当該部分が歩行者等に接触した場合に衝撃を緩衝できる構造でなければならない。
3 自動車に備えなければならない方向指示器は、毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅するものでなければならない。
4 貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上のものには、24時間以上の継続した時間内における当該自動車の瞬間速度等を自動的に記録することができるなど告示で定める基準に適合する運行記録計を備えなければならない。