運行管理者試験対策.net > 運行管理者試験過去問題 > 平成24年度第1回(貨物) > 実務上の知識及び能力:問29

運行管理者試験過去問題 - 平成24年度第1回(貨物)

1.貨物自動車運送事業法: 問1 問2 問3 問4 問5 問6 問7 問8

2.道路運送車両法: 問9 問10 問11 問12

3.道路交通法: 問13 問14 問15 問16 問17

4.労働基準法: 問18 問19 問20 問21 問22 問23

5.実務上の知識及び能力: 問24 問25 問26 問27 問28 問29 問30

5.実務上の知識及び能力

問29 事業用自動車の運転者(以下「運転者」という。)に対する指導等に関する次の記述のうち、適切なものには解答用紙の「適」の欄に、適切でないものには解答用紙の「否」の欄にマークしなさい。

1 運転者が走行中に危険を認知してからブレーキをかけ、自動車が完全に停止するまでにはある程度の時間と距離が必要となる。危険を認知して判断し、ブレーキ操作を行いブレーキが効き始めるまでの間に走り続けた距離を「空走距離」といい、ブレーキが効き始めてから停止するまでに走った距離を「制動距離」という。したがって、危険認知から止まるまでには、空走距離と制動距離を合わせた距離が必要になるため、自動車を運転するときは、危険が発生した場合でも安全に停止できるように、速度に応じた車間距離を保って運転するよう運転者に対し指導を行う必要がある。

2 自動車の長さが10メートルの事業用大型トラックに長大な荷物を積載したところ、当該大型トラックの車体の後端から荷物が1.5メートル突出した状態となったが、当該荷物が荷崩れ等しないような固縛方法を運転者に指導し、そのままの状態で出庫させた。

3 自動車に働く慣性力は、自動車の重量に比例して大きくなることから、トラックに積載する荷物の重量が増加することにより慣性力が大きくなり制動距離が長くなるので、これを考慮した適正な車間距離を確保する等追突事故の防止対策について運転者に対し指導を行う必要がある。

4 踏切の手前で一時停止した後通過する際、走行速度が徐々に上がり、原動機の回転数が上昇するため、変速装置を操作しがちであるが、変速装置を操作することによるトラブルを防止するため、変速装置を操作せずにそのまま踏切を通過するよう運転者に対し指導を行う必要がある。


解答解説

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