運行管理者試験過去問題 - 平成19年度第1回(貨物)-解答・解説-

平成19年度第1回運行管理者試験 -貨物-(H19.8実施)-解答・解説-

5.運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識及び能力
  問24 正解:4

4 誤り。第1当事者の法令違反別の交通死亡事故発生件数は、漫然運転が最も多く、次いで脇見運転、最高速度違反の順になっている。


  問25 正解:4

4 適切でない。これは、パークアンドライドの説明である。モーダルシフトとは、旅客、貨物の輸送手段をより環境負荷の小さいものに転換することをいい、例えば、輸送分担率が最大であるトラック輸送の一部を輸送効率が高く、また環境負荷の小さい内航海運や鉄道輸送に切り替えることをいう。


  問26 正解:1

1 適切でない。非常電話は、事故や故障発生時などの緊急通報用として約1キロメートル毎に設けられている。


  問27 正解:2

2 適切でない。ヒヤリ・ハットとは、運転者が運転中に他の自動車等と衝突又は接触するおそれがあったと認識することをいい、ハインリッヒの法則によると、1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景に29件の軽傷事故と300件のヒヤリ・ハットがあるとされており、このヒヤリ・ハットを調査し減少させていくことは、交通事故防止対策に有効な手段となっている。


  問28 正解:3

1 誤り。上に積み重ねることができる最大の段数を示す指示マークである。数値nは許容される段数である。

2 誤り。壊れやすいので注意して取り扱わなければならないことを示す指示マークである。

4 誤り。貨物を取り扱う際、クランプは図示の側で行わなければならないことを示す指示マークである。


  問29 正解:3

 完全にすれ違うためには、トラックの最後部から、バスの最後部までの距離を考える必要がある。
 完全にすれ違うまでの距離=11.9m+300m+11.1m=323m
 また、トラックは時速50km、バスは時速60kmで互いに近づいているので、この両者の時速を合わせた時速110kmの速度で、323mを走行する時間を求めればよい。

・時間=距離÷1秒間の走行距離
すれ違う速度=50km/h+60km/h=110km/h=110,000m/h
110,000m/h÷60分=1833.3m/分(1分間に進む距離)
1833.3m/h÷60秒=30.6m/秒(1秒間に進む距離)
完全にすれ違うまでの時間=323m÷30.6m/秒=10.6秒


  問30 正解:1

(1)往復の平均速度:48km/h 速度=距離÷時間
往復の距離=108km×2=216km
往復の時間=2時間+2時間30分=4時間30分
往復の平均速度=216km÷4.5時間=48km/h

(2)復路の燃料消費率:4.5km/L 燃料消費率=距離÷燃料消費量
往路の燃料消費量=108km÷5.4km/L=20L
復路の燃料消費量=44L-20L=24L
復路の燃料消費率=108km÷24L=4.5km/L


ミニトラック画像
HOMEへ戻る


運行管理者試験対策教材・対策講座

運行管理者試験 対策教材・対策講座のご案内

近年の運行管理者試験は合格率20~30%前後で推移しており、もはや一夜漬けの学習で合格することは困難です。対策教材や対策講座なども活用し、しっかりと学習する必要があります!

運行管理者試験対策教材のご紹介

運行管理者試験対策講座のご案内
【ご注意】試験の受験資格を得るための基礎講習ではありません。

ページトップへ戻る

▲ ページトップ
(C)2012 運行管理者試験対策.net All Rights Reserved.