運行管理者試験過去問題 - 平成21年度第2回(貨物)-解答・解説-

平成21年度第2回運行管理者試験 -貨物-(H22.3実施)-解答・解説-

4.労働基準法
  問18 正解:2

2 誤り。使用者は、労働時間が8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。


  問19 正解:4

4 誤り。労働者が業務上死亡した場合においては、使用者は、遺族に対して、平均賃金の1,000日分の遺族補償を行わなければならない。


  問20 正解:1

1 誤り。使用者は、労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であっても、当該労働者に既往の労働に対する賃金を支払わなければならない。


  問21 正解:2

2 誤り。使用者は、就業規則の作成又は変更について、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者の意見を聴かなければならない。


  問22 正解:3

連続運転時間(1回が連続10分以上で、かつ、合計が30分以上の運転の中断をすることなく連続して運転する時間をいう。)は、4時間を超えないものとすること。

運転開始後4時間以内または4時間経過直後に30分以上運転を中断しなければならない。ただし、運転開始後4時間以内に運転を中断する場合は、少なくとも1回につき10分以上とした上で分割することができる。

1 適合していない。運転時間4時間20分(3時間20分+1時間)に対し休憩時間を20分しかとっていない。

2 適合していない。前半部分については、運転時間4時間(2時間50分+1時間10分)に対し、30分の休憩を取っているが、後半、4時間の連続運転に対し20分の休憩しか取っていない。

3 適合している。前半については、運転時間4時間(2時間10分+1時間50分)に対し、合計30分(20分+10分)の休憩を取っている。また、後半も4時間の連続運転時後に30分の休憩を取っている。

4 適合していない。前半部分の連続運転時間が4時間を超えている(4時間10分)


  問23 正解:4

1日(始業時刻から起算して24時間をいう)についての拘束時間は、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、16時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が15時間を超える回数は、1週間について2回以内とすること。

勤務終了後、継続8時間以上の休息期間を与えること。

・拘束時間
1日:6時~18時=12時間
2日:6時~24時=18時間
3日:6時~18時=12時間
4日:6時~21時=15時間
5日:6時~19時=13時間
6日:6時~20時=14時間

・休息期間
1日~2日:18時~6時=12時間
2日~3日:24時~6時=6時間
3日~4日:18時~6時=12時間
4日~5日:21時~6時=9時間
5日~6日:19時~6時=11時間

拘束時間が改善基準に違反する勤務(16時間を超えている)が、2日の1回あり、休息期間が改善基準に違反するもの(8時間未満である)が、2日~3日の1回ある。したがって、4が正解となる。


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