運行管理者試験過去問題 - 平成21年度第2回(貨物)-解答・解説-

平成21年度第2回運行管理者試験 -貨物-(H22.3実施)-解答・解説-

5.運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識及び能力
  問24 正解:2

2 適切でない。警察庁が発表した平成20年中の交通事故の発生状況では、自動車及び原動機付自転車の運転者(第1当事者)による交通事故件数を法令違反別にみると、安全不確認が約3割を占め、次いで脇見運転、動静不注視の順となっており、これを踏まえた運転者の教育が必要である。


  問25 正解:4

4 誤り。当該運転者の使用者は、民法又は自動車損害賠償保障法に基づき、被害者に対する損害賠償の責任を負うことになり、また、荷主から運送契約を破棄される等の社会的な制裁を受ける場合もある。


  問26 正解:1

2 適切でない。これはフェード現象についての説明である。

3 適切でない。これはスタンディングウェーブ現象についての説明である。

4 適切でない。これはハイドロプレーニング現象についての説明である。


  問27 正解:4

1 適切でない。点呼を行わなければならない

2 適切でない。体調不良の乗務員を事業用自動車に乗務させてはならない

3 適切でない。酒気を帯びた状態にある乗務員を事業用自動車に乗務させてはならない


  問28 正解:4

1 誤り。無事故・無違反証明書は、無事故・無違反で経過した期間を証明するものである。

2 誤り。累積点数等証明書は、交通違反や交通事故の点数が、現在何点になっているかを証明するものである。

3 誤り。運転免許経歴証明書は、過去に失効した免許、取り消された免許又は現在受けている免許の種類、取得年月日等について証明するものである。


  問29 正解:3

(1)停止時におけるA自動車とB自動車の車間距離
A自動車の空走距離=停止距離68m-制動距離48m=20m(または72,000m÷3,600秒=20m)
停止時におけるA自動車とB自動車の車間距離=50m-20m=30m

(2)A自動車がB自動車の急ブレーキに気づくのが1秒遅れた場合、A自動車がB自動車との車間距離を4メートル残して停止するための車間距離
A自動車がB自動車の急ブレーキに気づくのが1秒遅れたので、停止距離が20m長くなる((1)の空走距離の計算より)。停止距離=68m+20m=88m
A自動車の空走距離=停止距離88m-制動距離48m=40m (または、20m×2=40m)
A自動車がB自動車との車間距離を4メートル残して停止するための車間距離 =40m+4m=44m


  問30 正解:3

(1)営業所からB営業所までの運転時間
A営業所から30分後の位置までの距離=30km/h×0.5時間=15km
30分後の位置からB営業所までの距離=57km-15km=42km
30分後の位置からB営業所までの時間=42km÷20km/h=2.1時間=126分
A営業所からB営業所までの運転時間=30分+126分=156分=2時間36分

(2)A営業所からC営業所までの合計の所要時間
A営業所からB営業所までの運転時間=156分(①より)
B営業所での休憩時間=20分
B営業所からC営業所までの運転時間=21km÷30km/h=0.7時間=42分
A営業所からC営業所までの合計の所要時間
=156分+20分+42分=218分=3時間38分


ミニトラック画像
HOMEへ戻る


運行管理者試験対策教材・対策講座

運行管理者試験 対策教材・対策講座のご案内

近年の運行管理者試験は合格率20~30%前後で推移しており、もはや一夜漬けの学習で合格することは困難です。対策教材や対策講座なども活用し、しっかりと学習する必要があります!

運行管理者試験対策教材のご紹介

運行管理者試験対策講座のご案内
【ご注意】試験の受験資格を得るための基礎講習ではありません。

ページトップへ戻る

▲ ページトップ
(C)2012 運行管理者試験対策.net All Rights Reserved.