運行管理者試験過去問題 - 平成28年度第2回(貨物)-解答・解説-
平成28年度第2回運行管理者試験 -貨物-(H29.3実施)-解答・解説-
問13 正解1,2
3.誤り。駐車の定義から除かれるのは、「貨物の積卸しのための停止で5分を超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止」であり、「荷待ちのための停止」でない。その他の記述は正しい。
4.誤り。これは道路標示の説明である。道路標識とは、道路の交通に関し、規制又は指示を表示する標示板をいう。
問14 正解 A1 B2 C1
車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて(A=一番目)の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によって指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となっているときは、当該道路)に(B=三以上)の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も(C=右側)の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。
問15 正解2,3
1.誤り。赤信号であっても、交差点において既に右折している自動車はそのまま通行することができるが、この場合においては、青色の灯火により進行することができることとされている車両等の進行妨害をしてはならないのであり、優先して進行することができるわけではない。
4.誤り。車両等(優先道路を通行している車両等を除く。)は、交通整理の行なわれていない交差点に入ろうとする場合において、交差道路が優先道路であるとき、又はその通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が明らかに広いものであるときは、徐行しなければならない。
問16 正解4
肢1~3の道路標識の説明については正しい。なお、肢1は、「車両総重量8トン以上又は最大積載量5トン以上の貨物自動車等」の通行を禁止する「大型貨物自動車等通行止め」の標識である。(「特定中型自動車」とは、中型自動車のうち、車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上のものをいう)
肢4は、「車両の横断(道路外の施設又は場所に出入するための左折を伴う横断を除く。)を禁止する」ことを意味する「車両横断禁止」の道路標識である。
問17 正解3
3.誤り。前半は正しいが後半が誤り。車両の運転者は、貨物自動車で貨物を積載しているものにあっては、当該貨物を看守するため必要な最小限度の人員をその荷台に乗車させて運転することができる。