運行管理者試験過去問題 - 平成19年度第1回(貨物)
平成19年度第1回運行管理者試験 -貨物-(H19.8実施)
問13 道路交通法に定める用語の意義に関する下記のA・B・C・Dの記述について、その意義に該当する用語の組合せとして、次のうち正しいものはどれか。(※法改正により一部改変)
A 歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によって区画されたものをいう。
B 自動車とは、原動機を用い、かつ、レール又は架線によらないで運転し、又は特定自動運行を行う車であって、原動機付自転車、軽車両、移動用小型車、身体障害者用の車及び遠隔操作型小型車並びに歩行補助車、乳母車その他の歩きながら用いる小型の車で政令で定めるもの以外のものをいう。
C 車両等が、進行を継続し、又は始めた場合においては危険を防止するため他の車両等がその速度又は方向を急に変更しなければならないこととなるおそれがあるときに、その進行を継続し、又は始めることをいう。
D 道路の交通に関し、規制又は指示を表示する標示で、路面に描かれた道路鋲(どうろびょう)、ペイント、石等による線、記号又は文字をいう。
1 A:歩道 B:自動車 C:進路変更 D:道路標識
2 A:路側帯 B:自動車 C:進行妨害 D:道路標示
3 A:歩道 B:車両 C:進行妨害 D:道路標示
4 A:路側帯 B:車両 C:進路変更 D:道路標識
問14 道路交通法に定める最高速度違反行為に関する下記の文中、A・B・C・Dに入るべき語句の組合せとして、次のうち正しいものはどれか。
自動車の運転者が最高速度違反行為を当該自動車の使用者(当該自動車の運転者であるものを除く。)の業務に関してした場合において、当該最高速度違反行為に係る自動車の使用者が当該自動車につき最高速度違反行為を防止するため必要な( A )の管理を行っていると認められないときは、当該自動車の使用の本拠の位置を管轄する( B )は、当該自動車の使用者に対し、最高速度違反行為となる運転が行われることのないよう運転者に指導し又は( C )することその他最高速度違反行為を防止するため必要な措置をとることを( D )することができる。
1 A:運行 B:公安委員会 C:助言 D:指示
2 A:乗務 B:警察署長 C:監督 D:指示
3 A:乗務 B:公安委員会 C:監督 D:勧告
4 A:運行 B:警察署長 C:助言 D:勧告
問15 追越し等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(※法改正により一部改変)
1 自動車は、車両通行帯を通行している場合において、その車両通行帯が当該車両通行帯を通行している自動車の進路の変更の禁止を表示する道路標示によって区画されているときは、法令に規定する場合を除き、その道路標示をこえて進路を変更してはならない。
2 自動車は、法令に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除き、交差点の手前の側端から前に30メートル以内の部分においては、他の自動車を追い越してはならない。
3 自動車は、道路標識等により追越しが禁止されている道路の部分においては、前方を進行している一般原動機付自転車を追い越してはならない。
4 自動車は、他の自動車を追い越そうとするときは、その追い越されようとする自動車(前車)の右側を通行しなければならない。前車が法令の規定により道路の中央又は右側端に寄って通行しているときは、前車を追い越してはならない。
問16 道路交通法に定める放置違反金等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 警察署長は、放置車両確認機関に、違法駐車と認められる場合における車両(軽車両にあっては、けん引されるための構造及び装置を有し、かつ、車両総重量が750キログラムを超えるものに限る。)であって、その運転者がこれを離れて直ちに運転することができない状態にあるもの(以下「放置車両」という。)の確認をさせ、内閣府令で定めるところにより、当該確認をした旨等を告知する放置車両確認標章を当該車両の見やすい箇所に取り付けさせることができる。
2 何人も、警察署長の許可を受けなければ、法令の定めるところにより車両に取り付けられた放置車両確認標章を破損し、若しくは汚損し、又はこれを取り除いてはならない。
3 自動車検査証の返付(道路運送車両法の規定による自動車検査証の返付をいう。以下同じ。)を受けようとする者は、その自動車が最後に道路運送車両法の規定による自動車検査証の交付又は自動車検査証の返付を受けた後に督促(当該自動車が原因となった納付命令に係るものに限る。)を受けたことがあるときは、当該督促に係る放置違反金等を納付したこと又はこれを徴収されたことを証する書面を提示しなければ、自動車検査証の返付を受けることができない。
4 駐車監視員は、放置車両の確認等を行うときは、駐車監視員資格者証を携帯し、警察官等から提示を求められたときは、これを提示しなければならない。
問17 大型貨物自動車への貨物の積載制限(出発地の警察署長が許可した場合を除く。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(※法改正により一部改変)
1 積載物の高さは、3.8メートル(公安委員会が道路又は交通の状況により支障がないと認めて定めるものにあっては3.8メートル以上4.1メートルを超えない範囲内において公安委員会が定める高さ)から自動車の積載をする場所の高さを減じたものを超えないこと。
2 積載物の長さは、自動車の長さにその長さの8分の1の長さを加えたものを超えないものとし、積載の方法は、自動車の車体の前後から自動車の長さの8分の1の長さを超えてはみ出さないこと。
3 積載物の幅は、自動車の幅にその幅の10分の2の幅を加えたものを超えてはならず、積載の方法は、自動車の車体の左右から自動車の幅の10分の1の幅を超えてはみ出してはならない。
4 積載物の重量は、自動車検査証又は保安基準適合標章に記載された最大積載量を超えないこと。