運行管理者試験過去問題 - 平成18年度第1回(貨物)-解答・解説-
平成18年度第1回運行管理者試験 -貨物-(H18.8実施)-解答・解説-
問18 正解:2
2 誤り。労働者及び使用者は、労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し、誠実に各々その義務を履行しなければならない。この場合の労働者には、日々雇い入れられる者も含まれる。
問19 正解:2
2 誤り。使用者は、満18才に満たない者を午後十時から午前五時までの間において使用してはならない。ただし、交替制によって使用する満16才以上の男性については、この限りでない。
問20 正解:4
4 誤り。使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少なくとも30日前にその予告をしなければならない。30日前に予告をしない使用者は、30日分以上の平均賃金を支払わなければならない。
問21 正解:1
1 誤り。常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。
問22 正解:4
拘束時間は、1箇月について293時間を超えないものとすること。ただし、労使協定があるときは、1年のうち6箇月までは、1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、320時間まで延長することができる。
1 違反していない。1箇月の拘束時間293時間を超えている回数は、4月、7月、11月、12月、1月、3月の6回。
2 違反していない。1箇月の拘束時間293時間を超えている回数は、4月、7月、12月、1月、3月の5回。
3 違反していない。1箇月の拘束時間293時間を超えている回数は、4月、7月、11月、12月、1月、3月の6回。
4 違反している。12月の拘束時間が320時間を超えている。また、1箇月の拘束時間293時間を超えている回数が、4月、7月、10月、11月、12月、1月、3月の7回ある。
問23 正解:3
運転開始後4時間以内または4時間経過直後に30分以上運転を中断しなければならない。ただし、運転開始後4時間以内に運転を中断する場合は、少なくとも1回につき10分以上とした上で分割することができる。
1 誤り。1回目の連続運転時間が4時間を超えている。 少なくとも4時間の運転後30分の休憩が必要。
2 誤り。運転時間4時間以内に30分以上の休憩を取っていない(1回目の休憩10分+2回目の休憩10分=20分)。少なくとも2回目の10分休憩後に1時間30分運転し、10分の休憩が必要。
3 正しい。運転時間4時間以内に30分(20分+10分)の休憩を取っている。
4 誤り。運転時間4時間以内に30分以上の休憩を取っていない(1回目の休憩10分+2回目の休憩10分=20分)。少なくとも2回目の10分休憩後に1時間運転し、10分の休憩が必要。