運行管理者試験過去問題 - 平成21年度第1回(貨物)-解答・解説-
平成21年度第1回運行管理者試験 -貨物-(H21.8実施)-解答・解説-
問24 正解:4
4 適切でない。交通事故による負傷者数を状態別に見ると、自動車乗車中が最も多く、次いで自転車乗車中、二輪車乗車中の順になっている。
問25 正解:1
自動車の速度と燃料消費量には密接な関係があり、速度が速過ぎても遅過ぎても燃料消費量は多くなる。また、急発進、(急ブレーキ)、空ぶかしを行ったり、客待ちや貨物の積卸しなどのため継続的に停止するときにアイドリング状態を続けたりすると、一酸化炭素、(炭化水素)、窒素酸化物など人体に有害な物質のほか地球温暖化の一因となっている(二酸化炭素)の排出量が増えるばかりでなく、燃料を余分に消費する原因にもなる。また、タイヤの空気圧が適正値より(低すぎる)と燃費は悪くなる。
問26 正解:1
1 適切でない。いわゆるヒヤリ・ハットとは、運転者が運転中に他の自動車等と衝突又は接触するおそれがあったと認識することをいい、ハインリッヒの法則によると、1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景に29件の軽傷事故と、300回のヒヤリ・ハットがあるとされており、このヒヤリ・ハットを調査し減少させていくことが交通事故防止対策に有効な手段となっている。
問27 正解:2
2 適切でない。前方の自動車を大型車と乗用車から同じ距離で見た場合、それぞれの視界や見え方が異なり、運転者席が高い位置にある大型車の場合は車間距離に余裕があるように感じ、乗用車の場合は大型車の場合と反対の感じを受けることとなる。
問28 正解:4
4 誤り。これは、取扱注意。衝撃を与えないように丁寧に取り扱わなければならないことを示す指示マークである。
問29 正解:3
走行距離=94km 走行時間=2時間
94km÷2時間=47km/h
94km÷18L=5.2L
問30 正解:3
・追越しに必要な距離=自車の速度×{(自車の長さ+前車の長さ)+(車間距離×2)}÷(自車の速度-前車の速度)
数式に与えられた条件を当てはめると
追越しに必要な距離=100km毎時×{(4.7m+11.3m)+(100m×2)}÷(100km毎時-85km毎時)=1,440m