運行管理者試験過去問題 - 平成20年度第2回(貨物)
平成20年度第2回運行管理者試験 -貨物-(H21.3実施)
問9 自動車の登録等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 登録自動車について所有者の変更があったときは、新所有者は、その事由があった日から30日以内に、国土交通大臣の行う移転登録の申請をしなければならない。
2 臨時運行の許可を受けた自動車を運行の用に供する場合には、臨時運行許可番号標及びこれに記載された番号を見やすいように表示し、かつ、臨時運行許可証を備え付けなければならない。この場合において、臨時運行の許可の有効期間は、法令で定める特別な場合を除き、5日をこえてはならない。
3 登録自動車の所有者は、自動車の用途を廃止したときは、その事由があった日から15日以内に永久抹消登録の申請をしなければならない。
4 登録自動車は、国土交通省令で定めるところにより、自動車登録番号標及びこれに記載された自動車登録番号を見やすいように表示しなければ、運行の用に供してはならない。
問10 自動車の検査等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(※法改正により一部改変)
1 自動車の使用者は、自動車検査証記録事項について変更があったときは、その事由があった日から15日以内に、当該変更について、国土交通大臣が行う自動車検査証の変更記録を受けなければならない。
2 自動車の使用者は、自動車検査証の有効期間の満了後も当該自動車を使用しようとするときは、当該自動車を提示して、国土交通大臣の行う継続検査を受けなければならない。
3 指定自動車整備事業者が交付した有効な保安基準適合標章を自動車に表示している場合であっても、自動車検査証を備え付けなければ、当該自動車を運行の用に供してはならない。
4 検査標章には、国土交通省令で定めるところにより、その交付の際の当該自動車検査証の有効期間の満了する時期が表示されている。
問11 道路運送車両法に定める自動車の日常点検に関する次の文中、A・B・C・Dに入るべき語句の組合せとして、正しいものはどれか。
自動車運送事業の用に供する自動車の( A )又はこれを運行する者は、1日1回、その運行の( B )において、国土交通省令で定める( C )により、灯火装置の点灯、制動装置の作動その他の日常的に点検すべき事項について、( D )により自動車を点検しなければならない。
1 A:所有者 B:終了時 C:安全上の基準 D:目視等
2 A:使用者 B:開始前 C:安全上の基準 D:点検表
3 A:所有者 B:終了時 C:技術上の基準 D:点検表
4 A:使用者 B:開始前 C:技術上の基準 D:目視等
問12 道路運送車両の保安基準及びその細目を定める告示に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の自動車には、24時間以上の継続した時間内における瞬間速度等を自動的に記録することができるなど告示で定める基準に適合する運行記録計を備えなければならない。
2 貨物の運送の用に供する普通自動車であって、車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上のものの原動機には、自動車が時速90キロメートルを超えて走行しないよう燃料の供給を調整し、かつ、自動車の速度の制御を円滑に行うことができるものとして告示で定める基準に適合する速度抑制装置を備えなければならない。
3 車両総重量が20トン以上のセミトレーラをけん引するけん引自動車には、灯光の色が黄色であって点滅式の灯火(黄色回転灯)を備えることができる。
4 自動車に備えなければならない非常信号用具は、夜間200メートルの距離から確認できる赤色の灯光を発するものでなければならない。