運行管理者試験過去問題 - 令和5年度CBT試験 出題例(貨物)
5.実務上の知識及び能力
問30 運行管理者が運転者に対し実施する危険予知訓練に関し、下図の交通場面の状況において考えられる<運転者が予知すべき危険要因>とそれに対応する<運行管理者による指導事項>として、最もふさわしいものを<選択肢の組み合わせ>1~8の中から3つ選びなさい。なお、解答にあたっては、【交通場面の状況等】に記載されている事項及び下図の状況以外は考慮しないものとする。
<運転者が予知すべき危険要因>
(1)右折の合図を出している自動二輪車が右折をしてくると衝突する危険がある。
(2)左折する時に自転車に気づくのが遅れると衝突する危険がある。
(3)道路の左側にいる歩行者が、雨が降り始めたので早く行こうと道路を横断してくるとはねる危険がある。
(4)急停止すると後続車に追突される危険がある。
(5)雨が降り始めたので、道路右側にいる自転車があわてて道路を横断してくると衝突する危険がある。
<運行管理者による指導事項>
ア 雨天時は、視界が悪くなり見にくくなるため、ヘッドライトを点灯させること。
イ 雨の降り始めは路面が滑りやすく停止距離が長くなるため、速度を落とし、対向車線の他車の動向に注意して走行すること。
ウ 雨の降り始めは傘を持たない歩行者が、早く行こうとして安全を確認しないまま道路を横断してくることがあるので、いつでも停止できる速度に落として進行すること。
エ 歩行者の動きに気をとられることで、自転車を見落とすおそれがあるので、左右の動向に注意して進行すること。
オ 雨が降り始めたら速度を落とし、先行車と十分に車間距離をとって進行すること。
<選択肢の組み合わせ>
1.(1)-イ
2.(2)-ウ
3.(3)-オ
4.(4)-エ
5.(5)-ア
6.(3)-ウ
7.(4)-ア
8.(5)-エ











