運行管理者試験過去問題 - 平成18年度第2回(貨物)-解答・解説-

平成18年度第2回運行管理者試験 -貨物-(H19.3実施)-解答・解説-

4.労働基準法
  問18 正解:2

2 誤り。労働基準法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。当事者間の合意の有無は無関係であり、たとえ当事者間の合意があったとしても許されない


  問19 正解:3

3 誤り。使用者は、労働者名簿、賃金台帳及び雇入、解雇、災害補償、賃金その他労働関係に関する重要な書類を5年間(ただし、経過措置により当分の間は3年間)保存しなければならない。


  問20 正解:4

4 誤り。使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の100分の60以上の手当を支払わなければならない。労働者の責に帰すべき事由による休業の場合は支払う必要はない。


  問21 正解:4

4 誤り。使用者は、就業規則の作成又は変更について、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者の意見を聴かなければならない。同意を得る必要まではない。


  問22 正解:2

運転時間は、2日(始業時刻から起算して48時間をいう)を平均し1日当たり9時間、2週間を平均し1週間当たり44時間を超えないものとすること。

※1日の運転時間の計算に当たっては、特定の日を起算日として2日ごとに区切り、その2日間の平均とすることが望ましいが、特定日の最大運転時間が改善基準に違反するか否かは、「特定日の前日と特定日の運転時間の平均」と「特定日と特定日の翌日の運転時間の平均」が、ともに9時間を超えているかどうかで判断する。

1 違反していない。
特定日の前日と特定日の運転時間の平均=10時間
特定日と特定日の翌日の運転時間の平均=9時間

2 違反している。
特定日の前日と特定日の運転時間の平均=9.5時間
特定日と特定日の翌日の運転時間の平均=10.5時間

3 違反していない。
特定日の前日と特定日の運転時間の平均=10時間
特定日と特定日の翌日の運転時間の平均=8.5時間

4 違反していない。
特定日の前日と特定日の運転時間の平均=9.5時間
特定日と特定日の翌日の運転時間の平均=9時間


  問23 正解:3

(1)拘束時間は、1ヵ月について(293)時間を超えないものとすること。ただし・労使協定があるときは、1年のうち6カ月までは、1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、(320)時間まで延長することができる。

(2)1日についての拘束時間は、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、(16)時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が15時間を超える回数は、1週間について(2)回以内とすること。


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