運行管理者試験過去問題 - 平成22年度第1回(貨物)-解答・解説-

平成22年度第1回運行管理者試験 -貨物-(H22.8実施)-解答・解説-

1.貨物自動車運送事業法
  問1 正解:1

この法律は、貨物自動車運送事業の運営を適正かつ合理的なものとするとともに、貨物自動車運送に関するこの法律及びこの法律に基づく措置の遵守等を図るための(民間団体等)による自主的な活動を促進することにより、(輸送の安全を確保する)とともに、貨物自動車運送事業の(健全な発達)を図り、もって(公共の福祉)の増進に資することを目的とする。


  問2 正解:4

4 誤り。運行管理規程を定めることは、事業者の業務である。


  問3 正解:3

3 誤り。事業者は、運転者の勤務時間及び乗務時間を定め、当該運転者にこれらを遵守させなければならない。


  問4 正解:3

3 誤り。乗務後の点呼においては、当該乗務に係る事業用自動車、道路及び運行の状況ついて確認を行わなければならない。


  問5 正解:2

2 報告を要しない。死者又は重傷者を生じた事故があった場合には報告が必要であるが、通院による30日間の医師の治療を要する傷害は重傷に該当しないので、報告は不要である。


  問6 正解:2

2 誤り。事故惹起運転者に対する指導は、当該事故を引き起こした後再度トラックに乗務する前に実施する。ただし、やむを得ない事情がある場合には、再度乗務を開始した後1ヶ月以内に実施する。なお、外部の専門的機関における指導講習を受講する予定である場合は、この限りでない。


  問7 正解:4

一般貨物自動車運送事業者等は、次に掲げる事業用自動車に係る運転者の乗務について、当該事業用自動車の(瞬間速度)、運行距離及び(運行時間)を運行記録計により記録し、かつ、その記録を(1年間)保存しなければならない。
 一 (車両総重量)が7トン以上又は最大積載量が4トン以上の普通自動車である事業用自動車
 二 前号の事業用自動車に該当する被けん引自動車をけん引するけん引自動車である事業用自動車
 三 前二号に掲げる事業用自動車のほか、特別積合せ貨物運送に係る運行系統に配置する事業用自動車


  問8 正解:1

2 誤り。事故の記録は、当該事業用自動車の運行を管理する営業所において3年間保存しなければならない。

3 誤り。乗務の記録は、1年間保存しなければならない。

4 誤り。運転者台帳は、3年間保存しなければならない。


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