運行管理者試験過去問題 - 平成25年度第1回(貨物)-解答・解説-
平成25年度第1回運行管理者試験 -貨物-(H25.8実施)-解答・解説-
問1 正解 A2 B3 C5 D7
この法律は、貨物自動車運送事業の運営を(適正かつ合理的)なものとするとともに、貨物自動車運送に関するこの法律及びこの法律に基づく(措置の遵守等)を図るための民間団体等による自主的な活動を促進することにより、(輸送の安全)を確保するとともに、貨物自動車運送事業の(健全な発達)を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。
問2 正解2
2.誤り。事業者は、選任した運行管理者の職務及び権限並びに事業用自動車の運行の安全の確保に関する業務の処理基準に関する運行管理規程を定めなければならない。
問3 正解2,3
1.誤り。休憩・睡眠に必要な施設を整備、管理及び保守することは、事業者の業務である。なお、運行管理者の業務は、事業者によって整備された当該施設を適切に管理することである。
4.誤り。定期に行う点検の基準を作成することは、事業者の業務である。
問4 正解3,4
1.誤り。運転者に対する業務前の点呼において報告・確認が必要な事項は、(1)酒気帯びの有無、(2)疾病、疲労、睡眠不足その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無、(3)道路運送車両法の規定による日常点検の実施についてであり、定期点検の実施についての報告は不要である。
2.誤り。本肢のような中間点呼が必要なのは、業務前及び業務後の点呼のいずれも対面等で行うことができない業務をさせる場合である。
問5 正解2
2.誤り。事故惹起運転者に対する特別な指導は、やむを得ない事情がある場合及び外部機関における指導講習を受講する予定である場合を除き、当該交通事故を引き起こした後再度トラックに乗務する前に実施する。
問6 正解4
4.誤り。休憩又は睡眠をした場合にあっては、その地点及び日時を当該業務を行った運転者ごとに記録させなければならない。休憩の方法は記録不要である。
問7 正解3
3.誤り。本肢のような事故があった場合、報告書の提出は必要だが、速報することまでは要しない。
問8 正解2,4
1.誤り。事故の記録の保存期間は、3年間である。
3.誤り。運転者でなくなった者の運転者等台帳の保存期間は、3年間である。