運行管理者試験過去問題 - 平成18年度第2回(貨物)
5.実務上の知識及び能力
問27 自動車の交通公害等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1 モーダルシフトとは、旅客・貨物の輸送手段をより環境負荷の小さいものに転換することをいい、例えば、輸送分担率が最大であるトラック輸送の一部について、輸送効率が高く環境負荷の小さい内航海運や鉄道輸送に切り替えることをいう。
2 我が国の二酸化炭素の排出量については、全体の5割を運輸部門が占め、このうち9割が自動車に起因することから、地球温暖化対策の推進のためには自動車から排出される二酸化炭素の更なる削減が急務となっている。
3 天然ガス自動車は、ガソリン車と比較して地球温暖化の原因となる二酸化炭素及び光化学スモッグ、酸性雨などの原因となる窒素酸化物、炭化水素などの排出量が少ない。
4 燃料電池自動車は、燃料電池で水素と酸素を化学反応させて電気を作り、その電気エネルギーを動力に変換して走行させるものであり、有害なガスを排出しない低公害車として期待されている。