運行管理者試験過去問題 - 令和3年度CBT試験 出題例(貨物)
5.実務上の知識及び能力
問29 荷主から貨物自動車運送事業者に対し、往路と復路において、それぞれ荷積みと荷下ろしを行うよう運送の依頼があった。これを受けて運行管理者は下の図に示す運行計画を立てた。この運行に関する次の1~3の記述について、解答しなさい。なお、解答にあたっては<運行計画>及び各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。(※法改正により一部改変)
<運行計画>
A営業所を出庫し、B地点で荷積みし、E地点で荷卸し、休憩の後、E地点で荷積みし、戻りの便にて、F地点で休憩し、G地点で荷卸しした後、A営業所に帰庫する行程とする。当該運行は、車両総重量8トン、最大積載量5トンの中型トラックを使用し、運転者1人乗務とする。
1.C料金所からD料金所までの間の高速自動車国道の運転時間を、2時間と設定したことは、道路交通法令に定める制限速度に照らし適切か否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。
(1)適切 (2)不適切
2.当該運転者の前日の運転時間は9時間20分であり、また、当該運転者の翌日の運転時間は9時間20分と予定した場合、当日を特定日とした場合の2日を平均した1日当たりの運転時間は、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準告示」という。)に照らし、違反しているか否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。
(1)違反している (2)違反していない
3.当日の全運行において、連続運転時間は「改善基準告示」に照らし、違反しているか否かについて、【いずれか正しいものを1つ】選びなさい。
(1)違反している (2)違反していない